最後までジェパディーって何のこと?
現在、World Rugby Sevens Seriesの後継にあたる、HSBC SVNS Seriesの2023–2024シーズンが行われています。今年から名前が新しく変わりました。日本代表も女子のみ参加しています。大会の名前が変わった時に、新しくなった大会のWebサイトを見に行ったところ、気になる言葉を見かけたので調べたので記事にしたいと思います。
記事に書いてあったのは「最後までジェパディー」という言葉でした。この言葉、普通意味が分かるんでしょうか?僕は分かりませんでした。まずは記事のリンクをこちらに書いておきます。
全体的にカタカナの言葉が多くて難しいんですが、分からなかった部分を引用してみます。
最後までジェパディー: 毎年恒例の「グランドファイナル」では、SVNSのチャンピオンを決定し、ワールドラグビー・セブンズ・チャレンジャーシリーズからの昇格を目指す男女4チームに道が開かれる。https://www.world.rugby/news/825817/hsbc-svns-set-to-supercharge-rugbys-global-appeal-as-the-ultimate-festival-of-immersive-experiences
グランドファイナルというのはそこで大会の全節通じての決勝戦が行われるということのようです。説明をよく読んでみると、同じページに次のようにありました。
シンガポールSVNSが終了した時点で、シリーズ累計ポイント上位8チームが、マドリードで開催される新たな「勝者総取り方式グランドファイナル」への出場権を獲得し、そこで女子と男子のSVNSチャンピオンが決定します。
シンガポール大会までの7大会はレギュラーラウンド、その次の8大会目のマドリード大会がグランドファイナルとのことです。レギュラーラウンドの7節全ての結果を合わせて、8位までに入れたチームは最終決戦で優勝を懸けて争うということですね。
いつも1位になるチームが有ったりすると大抵最終節を残してそのチームの年間総合1位が確定してしまったりするものですが、それは発生しません。一方、総合最下位も最終節を残して確定してしまうことがよく有りますがこれも発生しなくなります。これはどうなのかな。シーズン通しての勝ち点で決めた方がいい気がするんですよね。レフリーのジャッジにはミスがつきものなので、1試合に全てを背負わせない方が良いんじゃないかというのが個人的意見なのです。でも消化試合の発生をWorld Rugbyは防ぎたかったんでしょう。ファンとしてはこの大会を観るしかないです。
なお、入れ替え戦には9〜12位の4チームが回るとのことです。そうなると下からも4チームが回ってくる関係で、マドリードでは合計32チームが戦うんですね。そんなに大勢…となると、大会の時間を鑑みるに、マドリードは一発勝負の勝ち残り方式ですかね。入れ替え戦…恐怖です😱
ちなみに日本代表(女子)は第3節終了時点で10位。なかなか上位浮上は難しいみたいです。みんな良くなってきてるんですけどねえ。やっぱりアジア予選のようにはいかないですよね。
ジェパディーはjeopardy、意味は危険性
試合形式は分かっても結局ジェパディーの意味はわからなかったので辞書で調べてみました。
(損失・危害・失敗などの)危険, 危機(risk)(!in ~で用いる)
▶put one's life in jeopardy
生命を危険にさらす.ウィズダム英和辞典第4版
危機にさらす、がジェパディーの意味だったんですね。「最後まで油断できない」とか「最後までスリリング」とかしとけば良かったような気がしますが、翻訳者さんが原文通りジェパディーがいいと思ったんだから仕方がない。ちなみに発音は[dʒépərdi]、つまり、oは発音しないので気をつけましょう。
ジェパディーと言えばクイズ番組らしい
ジェパディーをGoogle検索したら、ジェパディーの本来の意味より先にアメリカのクイズ番組が出てきました。Wikipediaのリンクを貼っておきます。賞金を懸けて出演者がクイズに答え、間違えると賞金が減らされるようですから、こちらもジェパディーな話ですね。
まとめ
- jeopardyの意味は危険性
- “Jeopardy!”という有名なクイズ番組も有る
- SVNS Seriesは最後までジェパディー
- 日本代表も最後までジェパディー
僕はあまり最後までジェパディーなのは好きではないので安全な生活を心がけたいと思います。日本代表は最後までジェパディーな中ですが頑張ってほしいです。ではまた!
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